経済政策論B
講義概要
教科書
- 齊藤誠・岩本康志・太田聰一・柴田章久『新版 マクロ経済学』有斐閣
参考文献
- ロバート・バロー『バロー マクロ経済学』センゲージ ラーニング
- エルハナン・ヘルプマン『経済成長のミステリー』九州大学出版会
- チャールズ・ジョーンズ『ジョーンズ マクロ経済学I 長期成長編』東洋経済新報社
- チャールズ・ジョーンズ『経済成長理論入門』日本経済新聞社
- N・グレゴリー・マンキュー『マンキュー マクロ経済学II』東洋経済新報社
- デビッド・ワイル『経済成長 第2版』ピアソン桐原
- 小塩隆士『社会保障の経済学 第4版』日本評論社
- 尾山大輔+安田洋祐『[改訂版] 経済学で出る数学』日本評論社
さらなる学習用:主に大学院進学向け
- Pablo Kurlat “A Course in Modern Macroeconomics”
- Daro Acemoglu “Introduction to Modern Economic Growth” MIT Press
講義ガイダンス
レポート課題
経済成長
概要
- 豊かな国と貧しい国がなぜ存在するのか。
- 成長会計に基づいて経済成長率の要因分解を行う。
- 新古典派経済成長理論を理解する。
- 収斂仮説が現実で成立しているのか。
- 制度の役割:因果推論
講義スライド
- 豊かな国、貧しい国と成長会計
- 新古典派経済成長理論
- 経済政策の役割
- 経済発展と制度
講義トピックに関連したお勧めの本
- ダロン・アセモグル/ジェイムズ・ロビンソン (2013)『なぜ国家は衰退するのか 上・下』早川書房
- オデッド・ガロー (2022)『格差の起源』NHK出版
- デヴィッド・ウォルシュ (2020)『ポール・ローマーと経済成長の謎』日経BP
- ロバート・ゴードン (2018)『アメリカ経済 成長の終焉』日経BP
- ジェフリー・サックス (2006)『貧困の終焉』早川書房
- ジェフリー・サックス (2009)『地球全体を幸福にする経済学』早川書房
- アビジット・バナジー/エスター・デュフロ (2020)『絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか』日本経済新聞社
- アンドリュー・マカフィー/エリック・ブリニュルフソン (2013)『機械との競争』日経BP
- アンドリュー・マカフィー/エリック・ブリニュルフソン (2018)『プラットフォームの経済学』日経BP
- デヴィッド・ランデス (1999)『「強国」論―富と覇権(パワー)の世界史』三笠書房
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少子高齢化と社会保障制度
概要
- 日本が直面する少子高齢化の実態をデータから把握する。
- 社会保障制度(公的年金制度、健康保険制度、介護保険制度)について理解する。
- 家族の経済学:子育て、出産、教育などについてもカバー予定。
講義スライド
- 少子高齢化 (To be uploaded)
- 公的年金・医療保険・介護保険 (To be uploaded)
- 世代重複モデル (To be uploaded)
- 公債 (To be uploaded)
講義トピックに関連したお勧めの本
- 小塩隆士 (2021)『日本人の健康を社会科学で考える』日本経済新聞出版
- 酒井正 (2020)『日本のセーフティーネット格差』慶應義塾大学出版会
- 山口慎太郎 (2019)『「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実』光文社新書
- 山口慎太郎 (2021)『子育て支援の経済学』日本評論社
- マティアス・ドゥプケ/ファブリツィオ・ジリボッティ (2020)『子育ての経済学』慶應義塾大学出版会
エクササイズ
- 人口予測をしてみよう (To be uploaded)
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経済格差
概要
- 経済格差について概観する。
- ピケティ『21世紀の資本』はなぜ注目を集めたのか。
- タックスヘイブンと税制改革。
講義スライド
講義トピックに関連したお勧めの本
- アンソニー・アトキンソン (2015)『21世紀の不平等』東洋経済新報社
- エマニュエル・サエズ/ガブリエル・ズックマン (2020)『つくられた格差』光文社
- トマ・ピケティ (2014)『21世紀の資本』みすず書房
- ブランコ・ミラノヴィッチ (2012)『不平等について– 経済学と統計が語る26の話』みすず書房
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