カレンダー

4月 29, 2024·
山田 知明
山田 知明

カレンダーアプリ

カレンダーアプリはデフォルトでOSについているものをそのまま使う人も多いかもしれませんが、最近はカレンダーアプリも(仕事の生産性という面で)面白いものがいくつか出てきました。

特に、Notionなどと連携することによって、プロジェクトやタスクを一元化して、カレンダーを見れば現在の進捗状況や次にするべき事が表示できるようになったのが個人的にありがたいです。

以前は会議や学会・カンファレンス等の予定などを書き込むだけだったのですが、Notionと連携することによって、次にすべきことが一覧できるようになりました。いつ何をどこまで進めるべきかをNotionに書き込んで、それをカレンダーに取り込む形で、プロジェクト管理をしています。ただし、Notion側のタスクを一定間隔で見直さないと、すぐに破綻しがちではあります。。

自分が試してみたカレンダーアプリはこんな感じ(一番上はお勧めではないですが…)。

  • iOSデフォルトカレンダー:月次カレンダーの予定が●で表示されていて、タップしないと詳細がわからない。これでは仕事には使えないので別のものを使いましょう。

  • Googleカレンダー:おなじみのカレンダーアプリ。フリーで使えるし、特に不便は感じなかったので、長年愛用してきました。ある日ふと、もっと良いものがあるのでは?自分は時代遅れになっているのでは?と思い立ち、別のアプリを探す旅に出ました。ちなみに下で紹介しているカレンダーも全てGoogleカレンダーを読み込む形で連携して使うので、結局、ベースにあるのはGoogleカレンダーです。

  • FirstSeed Calendar:Googleカレンダーでは物足りない人向け。買い切り。iOSのリマインダーを読み込むことが可能。斬新な機能などはないけど、安定していてカレンダーが見やすい(フォントサイズなども含めて)という使い勝手が非常によいアプリ。iOSのウィジェットも洗練されている。下で紹介しているように最近いくつかの海外新興企業のカレンダーアプリがしのぎを削っているのですが(なぜ今??)、現時点での完成度はこっちのほうが上。わざわざ下の2つを試したのは私が「新しいもの好き」のガジェットオタクだからです。

  • minical:アプリアイコンとUIの見た目に惹かれて購入。名前のとおり最小限の機能かと思ったけど、カレンダーが見やすくて使いやすい。目新しい機能とかはないけど、カレンダーとしての安定感を追い求めるのであれば、これか上のFirstSeedがいい感じ。

  • Notion Calendar:Cranという新参のカレンダーアプリがあったのですが、それをNotionが買収して、名前が変更になりました。Cronは後発アプリでしたが、UIの綺麗さと使いやすさで評判が高かったので、これはグッドニュース。これを期に完全にNotion Calendarに移行しようと思ったけど、iOSだとマンスリービューがなくて、最大で3日表記しか無いのが不満。下のAmieもですが、なんでiOS版にマンスリービューがない状態でリリースしてるんですかね。最低限必要な機能だと思うのですが。そのうちマンスリービューも出来るようになるかもしれませんが、それまではminicalと併用。

  • Amie:カレンダーアプリ後発の新規企業が開発しているアプリ。とにかく開発意欲が旺盛なのが気に入っています。頻繁に最新Newsを届けてくれて、機能が充実していっている実感があります。あと、アイコンやUIの見た目にもこだわっているのはいい感じ。To Doアプリも一体になっているけど、こちらのTo Do機能はチェックボックスだけなので、現時点ではGTDを実践したい場合は機能不足(あと字が小さい)。いずれTo Do機能が多機能化してくれば(あとiOS版アプリだとマンスリービュー機能も必須)、完全に乗り換えようかなと思う良いレベル。ちなみに、上記のCronが買収されてNotion Calendarを発表したタイミングでリリース版(それまではβ版だった)を出しました。明確にCron(Notion Calendar)のライバル的存在です。競争しながら機能面で充実していいたら、こちらとしてはうれしい限り。ちなみにサブスク課金型です。米国産アプリなので、昨今の円安もあって日本人にはお高く感じます。自分の判断基準は「自分の生産性を高めるための対価として見合っているか」なので気に入れば課金しますが、現時点で万人にお勧めではないです。でも、気に入っています。