論文・レポートを書く:学部生向け
12月 7, 2021·
山田 知明
論文・レポートを書く
- 卒論や長めのレポート、ISFJ論文といった論文を学部生が書くための基本的な知識
- 大学卒業後も企画書や報告書を書く機会はきっとある
まずはアウトラインを考える
- いきなり書き始めない
- まずはアウトラインを考える
- 章立て:目次をしっかりと練る
- 後で変わっても構わないけど、何も指針なしで書きはじめては駄目
- 「何が問題なのか?」「そのテーマは面白いのか?」を考える
- 論文であってもストーリーは大切
章立てのイメージ
- 「何が問題なのか?」が定まってくると自然と次にやるべきことは見えてくる
- 必要なデータ
- 制度的な背景:現行の仕組みの問題点を指摘 etc.
- 説明に必要な理論モデル
- 場合によっては歴史を調べる
書き方
- 頭から書かない
- 例えば、よくある構成として、
- イントロ
- 現状分析
- 歴史的背景
- 先行研究
- 分析:理論モデル・データ分析
- 結果
- 上の形にこだわる必要はない!
- イントロは最後に書く
- イントロの研究動機として個人の体験を書く人がいるけど、基本的に読み手はあなたの個人的な経験に関心はない
- 一般的な読者にとって面白い・ためになると思われる事を書く
乱読のススメ
- 本は頭から終わりまで全て読まないといけないわけではない
- いろんな本の必要な箇所だけをつまみ読みすることも大事
- お金がかかるので、大学や地域の図書館を活用する
- ただし、大事な本は自分で買ったほうが良い
- お金を出して本を購入=読むことをコミット